純情な中学生時代
高校進学に向けて学習塾へ通っていました。そこの先生はその頃30代だったと思います。面白い冗談を言いながら教えてくれるので、好感を持ってしまいました。同じ塾生だった同期から私はひやかされました。先生としても、教え子の中学生とは言え、好感を持たれると嬉しかったはずです。次第に先生の中で私は特別扱いされるようになりました。同期の女子達は「先生はひいきしてる」と言いましたが、嫉妬はされません。
同期達は皆楽しい仲間でした。先生と私など、おかしな関係になるはずもないからです。もちろん、何もありませんでしたよ。高校へ進学した私に、先生は自宅まで電話をかけてくるようになりました。そして、近くの喫茶店でお茶をしたりしていました。私の両親も、この先生をよく知っておりますので、私の事を可愛がってくださるのだ。という程度に考えていたと思います。しかし、夜の喫茶店に誘うと言うのは、少々家を出にくいものです。ほんの近くですけどね。見える所ですが。その頃の先生には下心はあっても、手出しはしませんでした。私がまだ高校生であったからでしょう。先生の奥さんも先生をしています。夫婦仲は悪くありません。しかし、奥様は魅力的とは言えませんでした。仕方ないと思います。子育ててに一生懸命だったからでしょう。それに引き換え、私は思春期の高校生ですから。私の結婚は、22歳です。早い方だったと思います。学校を卒業したらすぐに職場結婚をしたのです。そうなると、先生は豹変しだしたのですよ。
お互いに家庭持ちとなった私達ですから。対等だと思ったのでしょうね。私は子供を出産していたので、余計に対等だと考えたのかもしれません。要するに不倫の対象に考えていたのでしょうね。最初は何度も喫茶店に誘われました。まだ、先生の本性を知らなかった私は無防備でしたね。この先生はお酒も飲めないし、車も乗れません。奥様の監視が厳しい立場の人です。どうやら前科者らしいですね。まだ、不信感を持っていなかった私は、先生の自宅へ呼ばれて遊びに行く程でした。最初は奥様もいたのです。何回か遊びに行くうちに、奥様もだんだん、私に嫉妬をしだしました。あまりにも私の話題を家でするからでしょうね。あまり気乗りがしなかったのですが、私はipodに興味があり、CDを先生に貸してあげる約束をしました。
その日、自宅に行くと、奥様は留守。急いで逃げた私です。ムードがおかしかったからです。その後も私をホテルに誘うメールが入りだし、アドレスを変えた私です。しかも、通勤の時にバッタリ会ってしまい、「アドレスを変えたな。教えて。」と言う先生。もう、先生ではありませんが・。このように、少女が成熟してくると、いくら先生と言えど・・オスに豹変する事もあるのだという苦い思い出があります。